サイダーの泡

いつの間にか消えるモノ

浸ってる話

 

 いつも歩いてる道だから手を繋ぐの恥ずかしい、とか、うえ〜〜無理だあ〜〜っていうと

 

じゃやめとく?

 

って返ってきがち。んで

やだ

って返す。

 

メニューの下からひょこって顔出す仕草がめちゃくちゃかわいい

隣のカップルの会話に頷いてたら

目を細めてニコニコしてくれたのよかった

 

ご飯食べたあとぐだぐた喋るのファミレスだからこそ余計に良かった

この夏なにやろうかって話になって

2人で一つのスマホを覗き込んだ。おでこくっつきそうで付かない距離。

 

ちょっと暗めの小道になったら

腰に腕を回してきたの恥ずかしがっちゃったけど嬉しかった

 

車が来る方を歩いてくれるところ

ソファ席に座らせてくれるところ

ありがとう

 

わたしの一日を捧げるから好きにしていいよって言ったら誰の誕生日なんだよって笑ってたけど、繋いでた手を指でスリスリしてくれたのも良かった 

逃げ恥のひらまささん的な

 

手繋ぐのだけで物足りなくて

さよならの前に彼のお腹を軽くパンチしちゃったけど、なんだよぉって嬉しそうに見えたから良し。笑

 

 

いつか別れるだろうけど今感じた好きのメモ

 

7.14.2017