サイダーの泡

いつの間にか消えるモノ

未練

顔が大好きだった彼のSNS、鍵が外されて見れるようになっていたので拝見した。

 

彼の誕生日をふと思い出してのことだった。

なんせ顔が大好きなのだ。普段は風景やラーメンばかりだが、お誕生日なら彼のにんまり笑顔が見られると期待するのは当然である。

 

思えば1ヶ月に一度は検索してプロフィールを眺めていた。未練タラタラだ。タラタラ…

とても好きな顔なのだ。好きな顔と付き合ったことがあるという事実は心を温めてくれる。

 

ここ最近まで鍵垢となっていた彼のSNSをみて、何かあったのか 何を感じているのか声をかけたくなったが、別れ方がさんざんだったので踏みとどまっていた。ちゃんと踏みとどまっていますよ。もちろんです。

 

そんな中で鍵が外れていて、そして投稿の中に彼女と過ごしたらしき誕生日の写真があって、なんでか分からないけどめちゃくちゃ笑顔になってました。

 

なんでなんすかね(芹沢あさひ)

 

顔がタイプだったので写真を見ることができて嬉しかったんだと思います。

彼女、出来たんですね。私は報告される友達になりたかった。友達なら努力次第でずっと仲良くできる。元カノという肩書きで友達になれない、なれるかもしれないけど彼女が不安になってしまうかもしれないから影を潜めるしかないのは悲しいものである。

 

あんなに日々を語り合ってお互いによい理解者であった期間があったというのに。

 

彼を見ると今でも心がきゅっと締まり顔が火照ったように感じるのは顔が好きだからであると思うようにしている。

 

顔だけが好きなのだ。今でも、顔だけ。たぶん

 

彼の幸せを願っている。願っているが故に声をかけることが出来ないのだけど、でもやっぱりいつかまた一緒に話すことが出来たらいいなと思ってしまう。

 

こんな気持ち、幸せを願っているとは言えないかな

 

彼女ができていて本当にもう二度と話すことはない未来を知って悲しくなっちゃった。あの私の笑顔はなんだったんだ。

 

また会いたいなあ